青 木 昌 則 建 築 研 究 所

愛知・岐阜などの東海エリアを中心に活動する住宅設計の建築設計事務所

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AOKI MASANORI Architectural Laboratory

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家づくりの流れ

家づくりを進めるにあたってのご相談から家が完成するまでの流れをご紹介していきます。

通常、プラン提案のご依頼から完成まで1年~1年半ほどの期間となる場合が多いです。
 STEP-01 お問い合わせ

家づくりは何からはじめたらよいのか、設計を依頼する設計事務所を探している、他にも土地探しや予算計画・ローンなど、さまざまな疑問やご相談をお気軽にお問い合わせください。

 ・お電話/ファックス 0587-37-7136 平日(月~金) 9:00~18:00
 ・Eメール m.aoki@aurora.ocn.ne.jp

疑問やご相談には電話やメールでお答えできる範囲内でお答えさせていただきます。
実際にお会いしての面談やご相談を希望される場合は日時など(土日もOK)を決めさせていただきます。その際、「ご相談シート」というものをメール等でお送りいたしますので、必要事項をご記入いただき当日ご持参ください。

 STEP-02 面談・ご相談 (無料)

実際にお会いしてざっくばらんにお話しできればと思います。(まずはお互いを知ることが大切です。)

過去の実績の写真アルバムや掲載雑誌、分厚い設計図面などをご覧いただきながら私の考えをお伝えしたり、
、ご質問やお話をお聞かせ下さい。経験と知識を元に誠実にお答えさせていただきます。具体的な敷地が決まっていれば資料などをお持ちいただければ、より具体的なご相談が可能です。もちろん土地が決まっていない段階でのご相談でも構いません。

お子様がまだ小さく自宅以外の面談は気が引ける場合や、実際に土地を見てほしいご希望をお持ちの場合は、自宅や土地などにお伺いしての面談・ご相談にも対応させていただきます。(但し、片道30kmを超える場所につきましては交通費のみご負担いただく場合があります。)

また必要に応じて、実際に住まわれているクライアントの家をご見学いただくことも可能です。(但し、クライアントのご都合もあり、ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。)

 STEP-03 プラン提案のご依頼 (ここから有料となります)

面談・ご相談いただいた上でプランの提案をご依頼いただいた方にはプランの提案をさせていただきます。

ヒアリングシート(要望書)に予算やご要望などをご記入いただき、最初にプランニングに際しての打合せをさせていただきます。その後、敷地の現地確認および法律上の規制等の調査を実施した上でプランニングを行います。

 
プランの提案にあたり、着手金として「5万円+交通費」(税別)を最初にお支払いいただきます。

お会いしてお話しさせていただいた内容やヒアリングシートにご記入いただいたご要望、法規制などを踏まえ、敷地を見て感じたことや青木昌則建築研究所の設計スタイルを調和させ、大雑把な概算予算計画書をご確認いただいた上で大切な家のプランニングを行います。

納得のいくプランをご提案したいため、プランニング期間は1~3ヶ月ほどをいただいていますが、家づくりの全体スケジュール等の理由によりご相談に応じさせていただきます。

・調査費及び交通費
 STEP-04 プレゼンテーション

平面図模型を使って新しい家での生活のご提案をさせていただきます。

同時に工事費設計監理料諸経費などを含めた概算予算計画書と支払い計画なども含めた家づくり全体のスケジュール表を提示し、説明させていただきます。


この時点でお断りになる場合、清算金として「5万円」(税別)をお支払いいただきます。

・清算金(この時点でお断りになられた場合のみ)
 STEP-05 設計監理委託契約 

プランのご提案内容をご検討いただいた上で、あなたの家づくりのパートナーとして青木昌則建築研究所がふさわしいとご判断いただきましたら、正式な設計監理委託契約を交わします。

プレゼンテーション案はあくまでファースト・プランであり、必ずしも決定案であるとは限りません。もちろんプレゼンテーション案のままでもOKですが、大きな変更や新たなご要望等にも対応いたします。

設計監理料の目安は、ABOUT/事務所概要をご覧ください。

・設計監理料(30%-着手金)
 STEP-06 基本設計

プレゼンテーション案を元に打合せをして、プランの修正や変更を行ないます。ご納得いただくまで繰り返し、基本プランを固めていきます。

敷地の状況により、必要に応じて測量事務所に依頼し敷地の測量を行います。(別途)

※基本設計期間は、プランの変更内容にもよりますが、おおよそ1~3ヶ月程度が目安です。

・敷地測量費用[測量事務所へ](測量が必要な場合のみ)
 STEP-07 実施設計

基本プランが決定しましたら、実際に家を建てるための設計図となる詳細な実施設計図面を作成していきます。

実施設計図面は、仕上げ表、平面図、立面図などの一般図をはじめ、材料の種類や工法を示した仕様書、詳細な内容や寸法を描き表した重要な断面詳細図や平面詳細図、各部屋ごとの壁面を描いた展開図、ドアや窓などの建具図や造り付け家具などを含む各種詳細図、外構図、伏図や軸組図などの構造図、照明器具やコンセント、スイッチまでを描き込んだ電気設備図、空調換気設備図、給排水衛生設備図など、小さな住宅であっても何十枚から100枚以上にも及ぶ詳細な図面を作成します。

ある程度実施設計が進んだ時点で、大まかな積算を行なって概算工事費算定書を作成して、プレゼン案の概算時よりも正確な現状の工事費を把握し予算計画の詰めを行ないます。併せて、収納などの細かい詳細部分を打合せやEメールを利用しながらクライアントと詰めていきます。

この段階で地盤調査会社に依頼し敷地の地盤調査を実施します。(別途)
この調査結果を踏まえて地盤改良などの基礎を検討します。

※実施設計期間は、おおよそ2~4ヶ月程度が目安です。

・地盤調査費用[調査会社へ]
 STEP-08 工事見積

実施設計図面が揃いましたら施工業者(1~3社程度)に見積を依頼します。見積を依頼する施工業者は、施工の質や現場管理、コスト削減姿勢、クライアントへの対応姿勢などを考慮し選定いたします。
クライアントのご紹介などの施工業者の場合であっても、面談や現場&完成建物を見学した上で、大切な家の工事を担当する施工業者として相応しいかどうかを判断させていただきます。

施工業者より見積書が提出されましたら、見積書に工事内容や仕様等に間違いがないかをチェックします。また必要に応じて仕様変更等の軽微な設計変更を含め調整し、クライアントの了解をいただきます。

※どの施工業者であっても、施工業者は青木昌則建築研究所とは資本関係にありません。第三者の立場として厳しく施工を監理(チェック)させていただきます。

・設計監理料(30%)
 STEP-09 建築確認申請

最終的な設計内容で検査機関へ建築確認申請書を提出し、建築基準法や関連する法律に適合しているかを確認してもらい、確認済証の交付を受けます。

建築確認申請以外に、建築許可申請や宅造申請、フラット35申請、長期優良住宅申請など申請が必要な場合は、確認申請と同時期に申請を行ないます。

・建築確認申請料[検査機関へ]
・その他の申請料[検査機関へ](その他の申請がある場合のみ)
 STEP-10 工事請負契約

設計内容、工事金額、工事金の支払い条件などについてクライアントと施工業者に合意いただきましたら、工事請負契約を両者間で交わしていただきます。

青木昌則建築研究所は第三者の工事監理者として責任を持って契約に立ち会い、契約書に記名・捺印を行ないます。

併せて、地鎮祭などの日取りを打合せします。

※工事金の支払条件は出来高払いを基本とし(応相談)、工事期間は6~7ヶ月程度が目安です。

・工事契約印紙代
・工事金(着手金)[施工業者]
 STEP-11 工事着工

地鎮祭を執り行い(行なわない場合もあります)、工事の安全を祈願して工事を着工します。
併せて近隣への工事あいさつ回りを行ないます。

※工事監理につきましては、設計図通りに工事が進められているかをチェックし、毎回、写真付の現場監理報告書を作成し、その都度クライアントへメールなどでお送りします。引き渡しまでのトータルの工事監理回数はおおよそ35~45回程度(時には70回以上)になります。
工事段階でクライアントのご要望などにより変更が必要となった場合も、あらかじめ見積を取り、金額を確認した上で変更指示を行ないます。変更金額は最終支払いで精算します。

・地鎮祭、近隣挨拶廻り費用(行なう場合)
 STEP-12 基礎工事/現場監理

建物の位置やレベルを確認し、地盤改良等の地盤補強工事を行なう場合はその工事を行ないます。

基礎工事では基礎の形状や寸法の確認、配筋検査、コンクリートの品質などの確認を行なった上で、コンクリートの打設に立ち会い、コンクリートの現場受け入れ検査や圧縮強度試験体の採取を行ない、コンクリートの圧縮強度試験を行ないます。

次の上棟(建て前)に先立ち、使用する木材の材料検査加工の打ち合わせを行ないます。

※この段階での現場監理は、現場の工程に合わせて行ないます。

 STEP-13 上棟(建て前)

基礎工事が完了し、柱や梁などの構造材の加工が完了したら、先行外部足場を組み、いよいよ現場で上棟(建て前)を行ないます。(上棟はいっきに家の形が組み上がっていく劇的な工程です。)

上棟当日の夕方に神事やクライアントからのごあいさつ等を必要に応じて行ないます。

その後、筋交いや補強金物の取り付けなどの軸組み工事屋根葺き工事を行ないます。

・上棟費用(上棟催しを行なう場合)
・設計監理料(20%)
 STEP-14 中間検査

軸組み工事と屋根葺き工事が完了したら、検査機関へ中間検査申請書を提出し中間検査を受け、検査済証を交付してもらいます。(建設地や規模によっては中間検査が不要な場合もあります。)

※銀行などの融資機関より中間融資を受ける場合、この時点で司法書士による抵当権設定登記手続きが必要になります。

・中間検査申請料[検査機関]
・抵当権設定登記費用[司法書士事務所](融資上必要な場合)
・工事金(工事出来高×90%-着手金≒工事金の約25%前後)[施工業者]
 STEP-15 造作工事/現場監理

中間検査が終わりましたら、外壁工事、床下地や床張り、断熱材、壁下地、枠材、造り付け家具やキッチンなどの造作工事を行ないます。併せて電気配線工事や給排水の配管工事なども行ないます。

※この段階の現場監理はおおよそ週1回の現場定例打ち合わせが基本となります。

・工事金(工事出来高×90%-支払い済額≒工事金の約25%前後)[施工業者]
・水道加入分担金(新たに水道メーターを設置する場合のみ)[市納金]
 STEP-16 仕上工事・外構工事/現場監理

造作工事が終わりましたら、壁などの塗装工事やタイル工事、左官工事などの仕上げの工程に入ります。建具の取り付け、照明器具などの電気設備器具及び便器や洗面などの衛生器具類の取り付けなども行ないます。

上棟前に組んだ外部足場を解体した後、外構工事や造園工事を行ないます。
最後に、建物クリーニングを行ない、家全体をきれいに清掃します。

※この段階の現場監理は、現場の工程に合わせて行ないます。

・エアコン代金など(クライアント支給品の場合のみ)
 STEP-17 完了検査

家が完成したら、検査機関へ完了検査申請書を提出し、確認申請書の内容の通りか、建築基準法等に違反していないかなどの完了検査を受け、完了検査済証を交付してもらいます。

必要に応じて、火災保険建物登記手続きなどの助言もさせていただきます。

※融資や登記、将来の増改築などにあたり、建築確認申請書と建築確認済証、完了検査済証等はとても重要な書類になりますので、設計図面と一緒に将来に渡って大切に保管ください。

・完了検査申請料[検査機関]
 STEP-18 取り扱い説明/建物引き渡し

設備機器などの取り扱い説明を専門業者やメーカーより行ない、鍵、保証書、取り扱い説明書などをご確認いただき建物引き渡しとなります。

場合によって、クライアントのご了解をいただいた上でオープンハウス(完成見学会)を開催させていただきます。

※施工業者は瑕疵担保履行責任保険の加入を義務付けられていますので、建物の重要部分(構造部分や雨漏りなど)については10年間の瑕疵保証書が発行されます。

・設計監理料(20%)
・工事金(残金≒工事金の約50%前後)[施工業者]
・火災保険・地震保険料[保険会社]
 STEP-19 お引越し

電話線やインターネット等の引込みをNTT等の通信業者にお申込みいただき、電話線やケーブルの引込工事を行ないます。(建物内の配管は新築工事の方で行いますので、線やケーブルを配管に通す工事となります。)

お引越しを済ませたら、いよいよ新しい家での生活がスタートします。
新しい家での生活の中で新しい発見がきっとたくさん見つかると思います。

また、お引越しが落ち着きましたら、竣工写真の撮影をお願いいたします。

・カーテン・ブラインド代金など(別途発注の場合のみ)
・電話線・インターネット等引込費用[NTT等通信会社]
・引越し費用[引越し業者]
・建物登記費用[土地家屋調査士等]
・家具購入費用等(家具購入等がある場合のみ)
 STEP-20 完成後のアフターフォロー

一年検査の他、塗装などのメンテナンスや家具ご購入等のアドバイス、万が一の不具合などのご相談も随時承ります。
また、将来に渡るメンテナンスやリフォーム、増改築などもお気軽にご相談ください。

親しい家のアドバイザーとして末長くお付き合いができればと思います。





 家づくりにかかる費用/工事費の目安や諸費用について

家づくりの大まかな流れと各支払いのタイミングなどをご紹介しましたが、家づくりにかかる費用は工事費や設計監理料だけではなく、様々な費用がかかります。家づくりにかかる費用全体を把握し、あらかじめ予算計画を立てておくことが大切です。

青木昌則建築研究所では、最初のプラン提案から概算予算計画書を作成し、常に全体のコストバランスを考慮し計画・設計を進めてまいります。

ここでは家づくりにかかる様々な費用の目安を少しご説明したいと思います。

A.工事費
 
(施工業者)
実績として2,200~3,000万円(税別)のケースが多いです。
※ここ数年の建材費等の高騰により上記金額より10~15%ほど上がっています。(2023年1月現在)
本体建物工事費
木造住宅で70~90万円/施工床坪(税別)がおおよその目安です。(造り付け家具や照明器具などを含みます)
※ここ数年の建材費等の高騰により上記金額より10~15%ほど上がっています。(2023年1月現在)
地盤補強工事費
地盤調査結果によりますが、20万円~100万円程度。
(地盤が良ければ不要です)
外構工事費
80~200万円程度。
(計画内容によります。)
浄化槽設置工事費
50~70万円程度。
(下水道整備区域では不要となります)
上下水道引込工事費
市町村や道路の状況にもよりますが20~60万円程度。
(既に引込みがあれば不要です)
既存建物解体工事費
30坪程度の木造建物で150~200万円程度。
(既存建物の解体が無い場合は不要です)
B.設計監理料
 
(青木昌則建築研究所)
ABOUT/事務所概要 設計監理料をご参照ください。
C.諸経費
敷地測量費
(測量士)
境界杭確定測量ではない現況測量として6万円程度。
(測量が必要な場合のみ)
地盤調査費
(地盤調査会社)
ボーリング試験1個所10万円+4隅SS試験3万円程度。
確認申請料
(検査機関)
床面積100㎡未満で6万4千円、100~200㎡で9万円程度。
(中間検査申請、完了検査申請も含みます)
その他申請料
(検査機関)
建築許可申請や長期優良住宅申請など申請手数料が必要な場合はその手数料が必要です。
印紙代
設計監理委託契約書用、2千円。(※金額による)
工事請負契約書用、1万5千円。
地鎮祭費用(任意)
神主さんへの玉串料(3.5万円)。
近隣工事挨拶費用
挨拶に回られる家の数にもよりますが、おおよそ1万~1万5千円程度。
上棟式費用(任意)
職人さんへのご祝儀、お弁当代、土産等で10万円程度。
(上棟式を行なわない場合もあります)
水道加入分担金
市町村により変わりますが、10~20万円程度。
(水道メーターを新たに設置する場合のみ)
電話線等引込費用
(NTT等通信業者)
引込み内容によりますが1万円程度。
(※建築工事の建物内配管に電話線等を通す工事です)
D.エアコン・カーテン等購入費
支給品エアコン購入費
(量販店またはネット購入)
設置台数によりますが、高い能力が必要なリビング用1台+他2台で30~40万円程度。(取付は建築工事で行ないます)
カーテン・ブラインド購入費
取付数にもよりますが20~30万円程度。
家具類購入費
ダイニングテーブル+イスなど。20~100万円程度。
E.登記費用
抵当権設定登記費用
(司法書士)
登録免許税を含めて12~16万円程度。
(銀行等で融資を受ける場合に必要です)
建物表示・保存登記費用
(土地家屋調査士・行政書士)
登録免許税を含めて14万円程度。
F.保険・税金など
火災保険
(保険会社)
ローン返済期間一括支払いで40万円~(25年一括払い)
(融資を受ける場合は加入が必須となる場合がほとんど)
地震保険
(保険会社)
5年一括払いで13万円~。
(地震保険は最長5年一括払いとなります)
不動産取得税
固定資産評価額の4%
(※税率や控除額の軽減措置もありますので、詳しくは税務署や市町村でご確認ください。)
固定資産税、都市計画税
(毎年)
固定資産評価額×(1.4+0.3)%
(※軽減措置住宅ローン控除等もありますので、詳しくは税務署や市町村でご確認ください。)
以上のように、工事費や設計監理料の他にも様々な費用がかかります。計算すると工事費の15%程度が諸経費、登記、税金費用としての目安となります。もちろんそのプロジェクトごとに必要な費用というのも変化しますので、全体の予算計画というものはとても重要です。

ご質問やご相談などありましたら、青木昌則建築研究所までお気軽にお問い合わせください。
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平日(月~金) 9:00~18:00

上記時間内であっても打合せや現場へ出掛けている事も多いので、その際は留守番電話に伝言を残されるかファックスやEメールをいただければ、こちらから折り返しご連絡いたします。
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